NEWS LIVE TOUR 2023 NEWS EXPO感想 『NEWSからの愛でーーーす!(布教)』

 

9都市27公演お疲れさまでした!大変遅ればせながら私が見た“好きしかない世界”のお話を約15000文字ほど…。笑 毎年恒例の感想文なので無理せず読んでください。笑

 

  • Inter

アルバムEXPOのインタールード。cv.松たか子さん豪華すぎる…。Alienセトリ落ちで沢城コーティー機長に再会できなかったのだけが残念。金ピカの3人のシルエットがM-1みたいだなって思ってた。笑

 

 

  • エンターテインメント

メインステージからせり上がり中央花道が進出してセンステになる。二段構成になっていて中からNEWSがスライドアップで登場。これはNEVERLANDの汽車のオマージュですよね!?NEVERLAND国籍大号泣。

衣装が!!!最大限に外部の人間が関与してる!!!ますださん自分でワインレッドショートブーツ選んだのどうなの!?と大興奮していたら今ツアーは文化服飾学院の生徒さんがデザインの基を考えてくれたとのこと。”外からの目で見るNEWS″、”おおよそ20歳の考えたアイドル衣装”の面白さ。NEWSらしくない・この顔このスタイルジャパニーズ男性アイドルに着せたいよね~!わかる~!感・文化っぽい採算制作時間実用性<見た目のデザイン……良くも悪くも若い。フレッシュ。無垢。熱意でゴリ押ししていける体力。20年NEWSをやってきた30歳後半のNEWSに吹き込む新しいガソリン。若手に機会をつくり育成していく熟練された器の大きさ。この不均衡なバランスを安定させているのは間違いなく3人のオーラだよ。かっこよくて仕方ない。

 

自分の目で見た衣装を新鮮なうちに!ってはじめて帰ってからラフ衣装画描いたよね。笑

ますださんはベージュのAライントレンチコートを基盤に上半身の厚みを活かしてちりめん?凹凸感のあるざらざらふわふわ、ラメ糸混じりのアクリル毛糸のような生地たちでの装飾。ライトブルー、ベビーピンク、グレー等意外と色が散っているにも関わらずくすみカラー・ミルキーカラー・彩度低いトーンで統一感を。首元にグレースヌードつけてボリュームを出しても締められ感のないスタイリングが叶っているのは増田貴久の肩と首の素材の良さ。トレンチの背面には正中線で襟から裾にAに広がるたっぷりのふわふわ重ねドレープ。ほんのりラメ?これがますださんが躍る度に重みを携えながらぽわんぽわん揺れる。ますださんのダンスのしなやかさを強調していて最高。トレンチ前面は開けっ放しで、インナーはサテンの白シャツ。突然の色気。パンツはライトブルーのウォッシュデニム。右足膝下ハーフ丈、左足ロングでダメージ加工。上半身と相対にスワロフスキーや赤ワッペン等で裏原系一直線。靴はワインレッドショートブーツ。1人のスタイリングにフォーマルとカジュアルと武骨と甘ふわが詰まっていてそのへんがめちゃくちゃ原宿っぽい。わかる、増田貴久どんな化学反応も調和させられる…2010年頃のテレビ衣装に近い感覚。【まっすー】が反映されてる。

 

こやまさんはSnowManが着てそう!ショートジャケットは彩度高めの濃いブルー地にブレード?ラメ刺繍オーガンジー?で模様。マゼンダ、ゴールド、ブラックがアクセントになりどこか英国感。ジャケット襟がベージュで、腰に太ベルトありXライン。所々バイカラーでベージュが効いている。左ポケットあたりからイエローのティアード布(長い!わかる長身!)が垂れてる。袖にイエロー細糸でフリンジついてる。それが「怖気づいてここでCry」を両腕広げて歌い、メンステに戻りゆく花道の先頭に歩み出るこやまさんの覇王色を担ってる。ヨッ、日本一ランウェイが似合う39歳!!!インナーのシャツの色は白だっけ…?深めのVネック鎖骨見せで誘惑お姉さん。パンツは彩度低いパープル。もともと細身なのに裾に行くにつれてよりタイトに。靴はドクターマーチン8ホール黒だったかな。多分音楽とおなじ。総じて【小山慶一郎の長い腕!長い脚!抜群のスタイルに酔いしれろ!】な衣装。新宿と渋谷MIX的な…一番令和のアイドルっぽい。

 

しげはTHE・文化服装学院!Diorのレディースコレクションっぽい。ベージュのIラインロングベストにパフスリーブ!!!パフスリーブ!!!パフs…!!!右腕は素肌、左腕はグレーグリーンのアームカバー。ローブデコルテってことですよね!?猛暑日は二の腕出ててもちもちしてた。かわよ。中指ループだったか手首だったか忘れちゃった。あとは抜群の存在感の中折れハット。ブラウン?カーキ?女優帽って言ってもいいよね!しげは小物から癖を感じる。笑 インナーは白シャツノースリーブ。どこかの会場でベストの肩抜いてた瞬間あって「ノースリーブ…ッ!!!」って発狂しました(白状)。パンツは確かワイドパンツ。ハイウエストなあたりも「増田衣装…?」と混乱した原因ではある。笑 靴はメンバーで唯一の白だったと思う。ハイソ。しげは【加藤シゲアキ私利私欲】衣装。銀座か六本木。それかパリ!わかる、加藤シゲアキの顔面に着せる衣装つくりたいよ……。

 

 

  • A Real Man

ダンサーさん付きサイコー!ありまに相応しい枝垂れ花火とか大団円感!振り付けのミュージカル調なところを衣装が文字通り華を添えるんですよね。こやまさんのフリンジが揺れ、ますださんのふわふわが弾み、しげのお足元の安全は確保されています(重要)。それでもちょっとよろけているしげがかわいいので是非。一個気になるとしたら今回のダンサーさんたちクール系のお顔立ちなのにミルキートーン・セーラーカラー(襟)のかわいい系パジャマスウェットなのが惜しい……。ダンサーさんも衣装も悪くないのに相殺しているのが残念。

 

  • KMK the boys rock you all!

続きましてKMK。ありまからKMKの組み方なるほどなぁと。大団円繋ぎ良い…!そういえばますださんのサングラス前半公演はガチャだったけど後半固定になってたかな。

 

 

  • 夜よ踊れ

夜よを踊るのにダンサーさんセーラーパジャマなの……?(慎め)ますださんのレッドブーツとつま先立ちが映える映える。仙台と大阪かな…音に乗って、パートない間ますださんが衣装を翻しながら身体を揺らしていて甘美だった。乗りすぎて阿波踊りみたいになってた時あったよ好き。しげがCメロの決め台詞後に被ってたハットを投げるんだけど、割と飛行角度まちまちなくせにますださんのファルセット待機してる私の視界をドンピシャで遮ってきたときあってその後しばらく「しげぇ…!!」って見ていた日がありました(まじしげ)。あと夜よはどうしてもSTORYバックが大好きだったからずっと幻影を見ていた。照明落としてキスをするのはあの4人が一番色気あるかわいい顔するって。

 

 

  • weeeek

Weeeekここ!?体力おばけセトリ。EXPOバンドはほぼ音楽バンドで、コーラスとストリングスが入れ替わり多め。あとギターがコジローさん不在時にゆうたくんIN。このバンドのすごいところはWeeeek弾きながらジャンプするところ。パーカスめぐちゃんがボンゴたたきながら跳んでるのにリズム狂わないのまじですごい。ベースのまーくん垂直に跳んでるのもじわかわいいポイント。

 

 

  • 「生きろ」

「生きろ」はこやまさんを見るのが好きな曲。最初の小山パートまで手話で口ずさんでくれていたことも知ってるし、席事情でこやまさんの背中がほぼだった日もCメロ「仲間の絆を道しるべに」で広げた腕の中にますださんとしげがいて泣いた。長い腕にすっぽり収まっていたよ。大好きなリーダー。あとしげは花道収納部分の段差に足首負けてよろけてたのでお足元ご安全にお願いします。ますださんはしゃがみこむときの足首とお膝が怪我しないかいつも見守っています。「生きろ」いつどこで披露してもゴシック体のテロップと電球色照明にこだわってくれてありがとう。ずっと積み重ねていきたい。発売日の苦しさも、味スタの思いも、でぃすたの希望も、STORYの涙も、ぜんぶ一緒に生きてきたからさ。

 

 

  • NEWSニッポン

映像(歴代CDアー写)挟んで、メンステから駆けてくる3人が大好き。上手増田・花道加藤・下手小山でアリトロ。

文化服装学院衣装2着目。成人式衣装!大好き!イメージとしてPasificのチェリッシュと美恋のOP MIXだと思ってる。要は白ベース金装飾王子様衣装。今年成人する学生さんが20歳を掘り下げて考えてくれたデザインらしい。よって和要素が盛り込まれている。

 

ますださんは3ピースになっててベストあり。ジャケットはショート丈スリムシルエットでちょっと燕尾服っぽさも感じさせる位置と角度で(パンツに)フラッグ形の垂れが付いてる。全員とも金のブレードや装飾も花木草っぽいし、布地自体がエンボス小花模様がつけられてポコポコしてる。ベストは前面ポコポコ背面つるんサテン。型背面ウエストの調節ベルトついてるのがかわいい。インナー白シャツ(中の白T透けて見える・シャツ襟開きすぎて丸見えの日もあった)。パンツはスカートにも見えるほどワイドでボックス状に折が入っててモチーフは袴。結構硬めの、布芯つけてるんじゃないかってくらいがっしりした袴。途中公演ベストの下にサスペンダーしてたのもかわいかった。あと何といっても幻の前掛け。仙台しかなかったんだけど、桜と水引、流線とオレンジの菊紋様が入ったクリーム色の前掛け。色みや柄のチョイスが増田貴久が着ることにおいて申し分なし。本当に好き。よく増田貴久の繊細さを反映してくれたと思う。本当に好きだったからなくなったの実はすんごいさみしい。靴は音楽の時のルブタンブーツかな?でもアリトロ近くで見たときマーチンだって思った気もしなくはない。

 

こやまさんジャケット両腕袖にNEVERLANDマントみたいに深い切込みが入ってる。標準丈。裏地はクリームゴールドのサテン。インナー白シャツ、肩に和の花模様(蓮とかチューリップのつぼみみたいなの)の布が付けてあって見えるときと見えないときがあって魅惑的。パンツは大きい腰布?スカート?でワイドに見せかけて、スリットから覗く細身ストレートパンツ。ベルトマークに太めのブレードあしらい。ますださんより幅狭め?丈短め?の前掛け…じゃないんだけど飾り布が付いてる。こやまさんは朝顔もしくは椿なのが解釈一致!!!和模様布リンクしてるの最高。ますださんがパンツ自体にブレードあまりなく横にボリュームを感じるのに、こやまさんは縦ラインを強調するように蔓と葉のようなブレードつけてある対比たまらない。ベルトのバックル部分に玉紐帯締めで蝶結び。振袖っぽくて大好き。靴は引き続きマーチン8ホールのはず。

 

しげはベスト。ただし右が袖付きでこやまさんとお揃いマント状になってる。ロング丈だったと思う。インナー白シャツ。パンツはワイド。腰布かベストについてるのかわからなかったけど、兵児帯みたいな軽くて柔らかいきらきらした白布がついてる。ベルトの平紐帯締めはこやまさんとの違いがたのしい。ここで注目したいのはしげの軽量仕様。パンツ周辺の布量はこやまさんが重たくて、すらっとしつつもパワーが密かにあるポテンシャルが頼られているのに対して、しげは飾り布さえ薄くて羽衣みたいな……。姫すぎる。姫扱いが過ぎる。にゅーすの姫はしげでした。靴は白ローファー。どこまで可憐なの……。

 

 

  • フルスイング

花道がアリトロ機能になって移動してフルスイングはセンステ。上手正面で始めて1サビ終わりで下手正面にチェンジ。

客席の真ん中で、ペンライトの愛の中で白いピンスポット浴びながら歌うNEWSが等身大で泣けた。元は自分のパートじゃなかったところ、最初はすっ飛ばしたり音程の運びが不安定だったりしていたのに、公演を重ねるごとに俯く回数も減って3人のものにしていく姿は立ち会えてよかったとしか。初日しげが泣いてたことも、こやまさんが涙ためていたことも、ますださんの咳払いが止まらなかったことも忘れないと思うし、オーラスの湧き出る衝動に身体突き動かされながら歌ってくれた声も忘れないと思う。

 

 

  • さくらガール

もう一度上手正面、サビで下手正面。さくらガール用のピンクの照明と天井から床に投影される花びらレーザー(いつもの)に加えて、花道側面がモニターになっているのでそこに風に吹かれ舞う桜の映像が流れていてそれもよかった。立ち姿で淡々としていたフルスイングの余韻を活かしたまま雰囲気は一変、全身を大きく使って踊りだす姿は正しくアイドル。成人式衣装が照明の色を拾ってほんのり桜色に染まるのさえ計算のうちかと思うほど。3人が目を合わせ向かい合う、その輪のそとにもう一つ3人を見守るファンの輪があって……美しい以外のなにものでもないよ。

 

 

  • 希望~Yell~ × クローバー (Remix ver.)

花道先端からアリトロ3機。進路は下手小山・中央下手増田・上手加藤。希望Yell×クローバーMIXに意表突かれすぎて初日めちゃくちゃ泣いた。笑 ますださんがこやしげパートのとき両手でメンバーのほうに視線をエスコートするのがとても紳士で好き。3人ともアリトロの壁の色がパートを歌うメンバーカラーに灯されるのも同じく好き。STORYで「聴けるのこれが最後かもしれない」とすら思ったクローバーを生かす唯一の手段ではあったかもしれない。MIXの持つ可能性もちょっとずつ広げていければ歌える曲…救出できる曲増えるかもしれないね。

 

 

  • Smile Maker

バクステ側で3機合流、乗り換えして再発車。下手加藤・中央上手小山・上手増田。後半下手加藤・花道増田・上手小山に。

Color大好きなのでセトリ入りにもれなく泣き。ますださんの「解るよ それじゃつらいだろう」の歌い方が頭上から語り掛けて声だけ届いているような日もあれば、目を見て肩にそっと手を置くようなときもあって。DIAMONDで披露された頃よりますださんの中で伝えたい解像度が上がった感覚もあり、そんな中でも発売時泣きながら聴いてた私と、今聴いてやっぱり泣いちゃった私がなんで泣いてしまうかの理由はちいさく変化していて。言葉にしづらいけれど、当時の私が子どもだったから特に、”大人になったんだ”ってNEWSにも自分にも感じる曲になった。花道で音に乗って瞳に光を入れてるますださんが、この変化は前向きなんだよと教えてくれているようで……このタイミングで、今のNEWSに歌ってもらえて本当に嬉しかったよ。

 

 

  • NEWSTORY

それぞれ戻ってきてメンステ。

ますださんのアカペラで始まると思わないじゃん~~!!!Smile makerで泣いてるのに大号泣よ。笑 どんなに遠くの席にいてもますださんの声は届いて、あなたはすごいね、歌唱力とか声量とかそういう次元じゃない声が届いてきたよ。それから、ますださんに持っていかれがちだけどAメロの入り抜群なしげが好き。ブレスごと好き。こやまさんが低音で入ってきてなめらかな厚みが出るところも好き。今回2サビがうちらのパートとして用意されててそれが分かった瞬間、泣いちゃいられねえ!って涙引っ込んだの我ながら笑った。年々うちらのパートが増えるし条件反射のスピード上がってる。笑 

 

 

  • MC

きりがないから今年もMC省略!

 

 

MC中に「ちょっと歌いますかね」と花道部分を高く上げてそこにNEWS座り。成人式衣装で座り画になるとこやしげパンツの装飾がよく見えて嬉しい。メモリーズは爽やかなライトブルー照明が曲が進むにつれてオレンジに変わっていくのが、お昼に到着して日が暮れ行く…まるでキャンプをしているような演出で好き。途中公演ますださんの飲みかけベンティが小脇で参加してて「キャンプ場着くまでにスタバドライブスルーしたっけな…」と思ったり(雑念)。久しぶりのこやまさんのタイアップだったから、NEWS座りだから立ち位置迷子の心配ないんだしこやまさんセンターで見たかったよ。会場バクステ側の天井に3つの星が見えるところ、ファンのためというよりNEWSに見えるように星が配置されてるのいいなって思ってる。あとバンドサウンドで聴くメモリーズがめっちゃ良かった。コジローさんのアコースティックギター(不在時はサブちゃんだった)の談笑を感じる入りもいいし、曲の序盤はシェイカーで参加してる髭ちゃんがサビから曲の盛り上がりを後押しするようにドラムに変えるの。メンバーの主メロとハモリがころころ変化していくこの歌をコーラス3人が強すぎず巧妙に支えてるのも好き。あとまーくんがベースギターじゃなくてコントラバス使っててめちゃくちゃ興奮した。メモリーズのためだけにコントラバス弾いてくれるの好きすぎる。ちょっと眠そうに揺れてる千葉さんまじでキャンプでウイスキー飲んで焚き火にあたってる感じする(大好き)。

 

 

  • MC

 

  • 人情心中

しげソロ。三味線の出囃子もう最高。ネイビーブルーのサテン座布団と扇子を持って歩いてくる落語スタイル最高。花道部分せりあがってて高座なの最高。「皆さん立ってもらっても良いですかね、ま、僕は座るんですけどね」の枕最高。衣装はレザーの羽織と中は着物風ガウンになってる。色味は黒ベースに、着物で黒シルバースパンコールが光り、羽織にはジッパーとスタッズ。着物警察的にはおそらく外道なんですよ。心中(しんちゅう)愛してるよ、が心中(しんじゅう)するほど愛してる、として作品に表れるこの捻くれ者!一筋縄ではいかない様子と反骨精神を代弁するような衣装最高。細身の黒パンツと確か黒足袋もかわいかった。羽織脱いで噺に入って、噺が終わったから羽織着て去るその背にレザー切り抜いて裏から布あてる形で日本画見返り美人図がお目見えするのめちゃくちゃずるい。上から重ねるんじゃなくて切り抜くことで人の深いところを覗き見るような…心の臓の中身をですね……あれは巧すぎる。主様に仕える侍女のようなダンサーさんの配置と振り付けも最高。一緒に膝ついて頭下げたい。しげの寝かしつけもしたい(?)。嬉々としてアンジェラさんと舞を踊ってたから何度か見落としたけど、赤紙吹雪を下から噴射させた中にいる加藤シゲアキ。かつてフェルメール真珠の耳飾りの少女として名を馳せたがついに日本画でもあった…。ビジンだね…。

 

 

  • ミカエリビジン

しげが歩いていく先に今度はがっつり洋、ノーカラージャケットのギラギラ赤スパンコールの背が見える。

こやまさんソロ。振り向いた視線はまるで獲物を射抜くよう。曲が始まるとダンサーさんが羽織を色っぽくはだけさせ、脱いだ姿はブラトップ…腕と腹チラセクシー…。ダンサーさん全員このセクションはダウンヘアなので頭を振る度、動作の含みを持ち惹きつける。侍女の忠心整列だったはずなのに女性の間を目も合わずやけに挑発的にすり抜けるこやまさんによって世界がガラッと変わる。照明が赤と紫、モニター映像はモノクロで彩度を失いつつあるような…ノイズ演出多いし歪んで”本物”がどれかわからなくなる…。正直ダンサーさんばっかり見ていたけど、こやまさんは女性の良さを引き出すのが上手いなぁと毎度拍手喝采してる。ちなみに途中公演から気付いたんだけど、ベースのまーくんがシンセのような鍵盤楽器でミカエリビジンのクラブみたいに轟くベース鳴らしててびっくりした。あの音はさすがに収録を生バンドに合わせて流してると思ってた。何個楽器できるのまーくん…。今年の私的MVPだよ…。

 

 

  • Different Lives

映像挟んでメンステ。モニター映像はDifferent Lives MV抜粋。生身の3人の後ろに”選べたかもしれない人生”が流れている。ますださんが「小山とシゲに出逢ってなかったら、ファンのみんなと出逢ってなかったら、NEWSではなかったわけで。」「みんなはどこでNEWSを好きになってくれたんだろう。」とこの夏ずっと言葉にしてくれていたことが頭の中で駆け巡る。3人がNEWSを選んだ気持ちの揺るがなさを確かめて安心しては閉じていく並行世界ににごめんねって言葉に出せずに謝ってる。「苦しまず楽な道を選んでいても きっと幸せだった」なら、私は3人には選んでくれた今回の人生でもっと幸せでいてほしい。

個人的に仕事の焦りでずっと心身おかしい年で、スタンド上段の遠くから見ていた大阪初日のDifferent LivesがはじめてNEWSの人生じゃなく私の人生のこととして聞こえてきて泣いてた。これも今年のNEWSが何度も何度も伝えてくれていたね。名古屋のしげの挨拶の「あなたはあなたの人生で幸せになってください。僕は僕の人生が大事です。そしてまたこうやって一緒に楽しみましょう。」とかさ。大阪初日仕事早退からの公演だったのもあって「動き出せ 主人公」で手を伸ばしたますださんを見て、あ、この人は決して手離さないし、私の人生の主人公は私しかいないんだって我に返ったんだよ。すごいね。NEWSすごいよ、アイドルはエンターテインメントで人の人生に寄り添えるんだよ。現場でいつも誠心誠意に包まれてる。

 

文化服装学院衣装3着目。タータンチェックのロングコート。基本形は3人お揃いだけど、背面肩の埃除け?の形がそれぞれ違う。埃除けますださんのをフリルにしたの良かったからお小遣いあげたい。ますださんが青と黒・こやまさんが赤と青・しげが黄色とピンクのチェック。ジャケットテーラード襟に大量の缶バッジとピンブローチ。絵柄がちょっとカジュアル。裏地は黒サテン。ジャケット袖折り返し・インナーシャツ・パンツ裾折り返しはグレーのグレンチェック。折り返しの縁取りに大きめストーンのライン入っててかわいい。シャツに蝶タイ解いた状態みたいな垂れが付いてて揺れるのかわいい。靴はますださん黒ブーツ・こやまさんマーチン・しげ白ブーツ(ソール黒のやつ)。

エストと袖に装飾で黒の革ベルトと赤茶のベルトが付いてるんだけど、ウエストをぐるっと一周してる赤茶ベルトの左前身ごろに腕時計の文字盤が3人ともついてるんだよね。あるのは知ってたんだけど、レポ雑誌でアップの写真見たら時計の針が公演中の時間と一致してたので、あれは【時”リアルタイム”を刻むチェック】…。衣装発注時にどういうオーダーしたかわからないけど、Different Livesで着るのに文字盤…今この時間をここで共有している…を持ってきたことにセンスがあるなって思った。

 

 

  • 二枚舌を今夜絡ませる

メンステ。踊ってくれてうれしい!センターが三角形で入れ替わっていくのPerfumeちゃんみたいでうれしい!もっと踊って!

 

 

メンステ。イントロで大絶叫(誰担?)。赤キラキラベストに黒縁眼鏡もっかいしてくれてありがとう!!!モニターの過去映像が好きだからそこばっかりみてたのはごめんね。笑 私の連番友達、担当関係なく全員うちわ投げ捨ててダンスに専念してたのらぶだった!上手のカメラに競歩で迫ってくるしげがツボなのであれを円盤にしてください、いーらぶたん。

 

 

メンステ。まぁ初日は大号泣でますださんのこと見るのもままならなかったけど……。「まっすー青いベンチやりなよ聴きたい」って言ってくれたこやまさんありがとう。コーラスのりゅーたろーくんの声を何度か空耳したし、ますださんが下ハモいくならいつでも私ら主メロ歌えるからね。こやしげ本当に青いベンチ持ってきて後ろで座っててくれてよかったのに(どこかのMC)。

 

 

  • 100年前から

メンステ。ステージ前方にスクリーン下ろして、ゆっくり回転するように流れる銀河のなかにNEWSがいる。演出が好き。テゴマスの青春でますださんが「幕越しに俺らが見える、みたいなのがやりたい」って言ってたのがパワーアップしたね。2番Aメロでますださんが千葉さんとめぐちゃん見ながらふふって笑顔見せてた日が1回だけあってきゅとした。ラスサビでスクリーン上がって、モニターカメラがますださんアップから後ろを通りすがるメンバーに被写体移動していって最後「紛れもない君の隣だ」でNEWS越しのファンに辿り着くの構図が天才。大好き。

 

 

  • チューインガム

メンステ。せり上がったステージにNEWS座りでスタート。モニター映像がアニメーションの街が主でかわいい。チューインガムのビルかわいい。振り付けも抜群にかわいい。アラフォーの集まりとは思えないかわいさ。語彙が溶けるほどかわいい。ますださんのご当地煩悩集と捌け際集ほしい。私はミカエリパンツが好き!一番細かい振り付けも端折らず忠実に踊ってたのはしげってことも残しておきたい。しげのそういうところすきぃ。

 

 

  • ミニMC

ますださんお着替えこやしげ夫婦漫談。

 

 

  • hanami

ますださんソロ。メンステ。どちらかといえばチェリッシュ寄りのやわらかいピンクの照明だったのが好き。次衣装の上着なし。影で桜の木が上下手で揺れてて、昼間のあったかさの残りとまだ冷える春の風を感じた。コジローさんアコースティックギターで、歌詞の入りを4拍ボディ叩いて教えてくれるときいつもますださんの目を見て微笑んでいてくれて大好きだった。コジローさんいないときはここはサブちゃんのギターだったのも丁寧で好きだったよ。ますださんが歌うときに目を合わせて息を合わせてくれる人たちみんな大好き。

hanami、曲終わりにますださんを照らしてたピンクのスポットが花道をバクステ側まで辿って、そのあと上手と下手に分かれてスタンド席を制作開放席あたりまでふわっと広がるように照らしてくれた日があった。ますださんが見るほんの先の未来に、想像してふふって笑いたくなるような未来に、きっと私たちはもう含まれてるね。ますださんがくれる愛に私も愛を返したい。

 

 

  • ギフテッド

ドラマギフテッドOP挟んでメンステ。

増田衣装での4着目。要素を発揮できるのこの1着がほぼなのにこんなに“ますださんが作った!”ってわかるのは立派なブランド力。マゼンダのMA-1の袖が絞りと腕まくりでくしゃくしゃしてるデザイン。どうやら身長ほど長い袖らしいね(萌え)。生地感はシャカシャカで空気たくさん含んで膨らんでる軽めの見た目なんだけど、肩と背中のジッパー装飾で締める。インナーはこやます白T、しげ黒T。パンツは細身スウェットを基本にパーカー地のスポーツブランドロゴ切り貼りしてスカートになってる。

ダンサーさんの衣装も黒のブラトップとスキニー、青みベビーピンクのシャツ。防しわ加工のモードピンクシャツにしてあげたかった…今年のダンサーチームはお顔がクール系統だとあれほど…!イントロの隊列が好き。サビ前にますださんが走ってくるところも大好き。「見えない傷があっても」で那月くんの癖のかっこつけて耳に髪をかける仕草が入ってるのを見て、あぁドラマタイアップって嬉しいなって何度も思った(ドームでなくなってたのどうしてエアーマン)。

 

 

  • JUMP AROUND

バンド紹介からじゃぱらんへ。クラブミュージックっぽさを狙ってつくった曲にこの雑談から歌始まりへ繋げていく演出上手い。メンステ。途中公演からフルネーム紹介だったバンドメンバーを愛称呼びへ。千葉さんだけずっと千葉純治!って呼ばれてるのかわいい。笑 今年はストリングスまで個人名で呼ばれたんだから、エアーマンダンサーズの名前出してくれてもよくない?

 

 

  • Tick-Tock

メンステ。METROCKからいらっしゃいませセトリいいと思う!Tick-Tockにダンサーさんの振り付けつくと思ってなかったから不意打ちだった。笑 イントロ他いくつかHaqqyと同じ動き入れてたのはわざとだよね?アウトロ踊りながらそのままHaqqyにリンクしていくのは上手いと思った。

 

 

  • Haqqy

メンステ→花道上手正面→花道正面バラバラって感じ。集団行動みたいな進行が多く、NEWSとダンサーさんみんな同じ動きするのが花道上手正面まで続く。曲の持つ不気味さを増幅させてる。1列で真ん中を軸に時計回りする隊列進行をやってて、NEWSできるんだ…って正直思った。NEWSってきちんと踊れるのに踊れないふりをするところあるし万年もったいない〜って思ってるから本気出せるなら出してほしい。もっと踊ってほしい。

 

 

花道がセンステになって終わり、先端からアリトロ。下手加藤?中央上手小山?上手増田。(ますださんしか記憶にない)

 

 

  • 2人/130000000人の奇跡

アリトロ。バクステ側合流で再始発。下手増田・中央下手小山・上手加藤。

 2人/130000000の奇跡大好きだから聴けたの嬉しかった!

 

 

  • 恋のABO

アリトロ。ますださんの気分で「全てをさらけだしてぇぇぇ⤴︎⤴︎⤴︎」の日が混じっててかわいかった。ABO踊ってないとこやまさんとますださんから踊ってない審査入ります(押忍)。でも上手のしげ割とお手振りタイムにしてて踊ってなかった気がしてきた。笑 

 

 

  • 三銃士

アリーナBブロCブロ間でアリトロ一時停車。会場によって停車位置が一番変化あったところかも。下手増田・花道小山・上手加藤。

音楽でメンステで踊ってるメンバーとダンサーさんに混じって勝手に踊ってたけど、「みんなー!踊りわかるよねえ!!!???踊ってー!!!」ってこやまさんに煽られると楽しくなっちゃった。笑 みんなが覚えてる振り付けではないよ。笑 花道で頭左右に揺らしながら超絶ぶりっ子で踊ってたこやまさんがかわいかった。

 

 

  • 渚のお姉サマー

からのサマー!アリトロ再出発。お姉サマーはますださんがトロッコをガッコンガッコン揺らしながら全身で踊ってくれてだいすき(増田アリトロには必ず3人配置されてる屈強なスタッフさんいつもお世話になっております)!ますださんが前半公演「ふらり〜」を「きらり〜」で踊る間違いをずーっとしてたので私と友達総出で「ふらり〜」を踊って見せてあげてたら後半公演から治ったのかわいかった。笑 ちゃんとますださんが踊れてるかしか見てないので他の記憶はありません。笑 最後の「キッスしたい〜よっ」でモニターカメラに投げちゅするますださん、直後「決まったぁ…」ってドヤるところまでワンパッケージで最高。

 

 

  • We are Team NEWS

メンステ。ラスサビでちょっと花道。マゼンダMA-1を脱いだ状態。

Team NEWS始まると3人スイッチ入ったようにしゃかりきになるのなに。笑 特にしげ。笑 しげのリズム感による絶妙ステップ大好きで…ほんと様子のおかしいしげ大好き。笑 ダンサーさんはEXPOパーカーをフードまで被ってるよ。綾小路翔やんがC&Rたっぷり入れて作ってくれた曲、NEWSに向けてダーリン♡って叫べたの幸せだったなぁ!「好きしかない世界」「愛してるだけの国」の歌詞の通り、私らはNEWSに大好きを叫べて幸せだし、愛されてるのがわかってるNEWSはずっとずっと笑顔で、20周年を越えてもずっと、ずっと3人が笑っていてほしいなって思った。そのためのことならなんでもするよ。

 

 

  • 挨拶

書きたいこといっぱいあるんだけど書いたら泣いちゃうからキーワードだけ!こやまさんの「ファミリーみんな愛してね」の言葉が嬉しかった。ますださんが20周年一番に感謝したのが「小山としげが俺と出逢ってくれたこと」だったこと、歌いながら100年先までNEWSやるよって言ってくれたことが嬉しかった。「泣かないで、笑っていてほしいから」ってザコシメガネの教祖も、真面目モードのしげも、とびきりまっすぐにこやまさんと、ますださんと、自分の幸せと、NEWSファンの幸せを願って出てきた言葉しかなくて嬉しかった。20周年まで私のことを連れてきてくれてありがとう、NEWS。

 

 

  • U R not alone

名古屋、ずっとNEWSのそばで一緒に仕事してくれているスタッフさんからのメッセージ文章。泣いちゃって(泣いててもオルゴールに乗せた大声合唱は健在)詳細な文言思い出せないから円盤入れてね。私は”チームNEWS”って言葉はNEWSと、NEWSと仕事してるプロたちの総称として捉えていて。フロントマンのNEWSが「ファンも含めてだよ」って開いてくれてはじめてその輪が拡張されてファンも入った状態になるというか。チームNEWSの輪のその密接な外円としてファンがいる。そういう関係性でいたいなって。NEWSと共に、NEWSが信頼できるスタッフさんがいてくれることの感謝しかなくてびっしゃびしゃに泣いてた。内側からNEWSを支えてくれてありがとうございます。外からは私たちファンで護らせてね。

 

こやまさんの「俺たちの名前は?せーの」『NEWS~~!!!』から始まるイントロ。メンステと花道。最初のNEVERLANDからとても内々に大事にしてきた曲だけど、METROCKを経てURの持つ本来の強さを開放的に、外にも向けられるようになってきたのかなって感じがした。今回、事務所どころか、ライブそのものに30年ぶりくらいに入る知り合いを連れて入ったんだけど、最近も「ライブ行けて本当によかった。あの曲(UR)好き。何にも知らない私でも、3人が頑張って来たんだなってわかって泣けちゃった。」って言ってた。どうか、とっくにかわいそうじゃなくなったNEWSが、U R not aloneが、愛が、たくさんの人に届きますように。これからも。

 

 

  • 劇伴

一度NEWSはステージを降り、映像。Mr.インポッシブルの「さぁ、もう一度大きな拍手でNEWSの20周年を祝いましょう」でデビューから今日までのアー写抜粋(切り抜いて3人が寄り添ってるようにされてる)が流れて、今までのツアーロゴとかもあって。イントロの優しいストリングスのハーモニーに髭ちゃんのスネアのボレロ(3拍子)、コジローさんの明るいギターが重なり、バンド全員参加で音の厚みが増し、響くコーラス。シルエットのまま、メンステでくり上げステージに立つNEWS。全部全部愛おしくて、光で……NEWSも、隣にいる友達も会場にいる友達も、バンドも、見えないところにいるスタッフさんまでまるで一人ひとりを視認するかのように隅々まで行き渡る光。そういう肌感覚。後々ますださんが「EXPOの劇伴は“みんな一人ひとりが主人公だよ”って思って歌ったし、ドームの劇伴は“NEWSが主人公だ”と思って歌った(意訳)」って教えてくれていて、本当にお話するように歌う人だなぁと思ったよ。演出で、歌で、いつだってあなたの思ってるまんまでこっちに届いてるよ。

 

増田衣装で5着目。METROCKのつなぎと同じ型紙、同じNEWS総ロゴで、白地にEXPOロゴと同じ色味でピンク〜黄緑にかけてのグラデーション。そして、透明もしくは白のポリエステル糸かな、ハリのあるメッシュ〜オーガンジーの間くらいの密度の透け感あるつなぎを重ね着。上半身に浮きというか自由度が高いたわみがあるけど、衣装チェンジ時間短いしウエストとかで縫い付けなのかな?(答えは装苑に載っていました)。襟や袖口がピンク。ピンクなんだよね。20周年のツアーで増田貴久が作った衣装は2着ともピンクでした。私たちの記憶の中の20周年のNEWSはピンクを着ました。たぶん何年先、何十年先の未来に振り返ってもこのツアーを思い出すとき、私は幸せです。

 

Different Livesを軸に展開してきたこのツアーのラストは3人の背中のシルエット。3人の声で。

 

「この物語の主人公へ告ぐ。あらゆる可能性があった。でも僕らは、この運命を選んだ。We are NEWS。」

 

NEWS EXPO、博覧会でいろんな時代を旅したあとに、3人で行ったツアー音楽のCodaのオマージュで【今】に帰結した。決して無くならないし否定しない20年を経て、NEWSは今からまた未来を描く。

 

 

小山慶一郎と増田貴久と加藤シゲアキの描く未来に、NEWSはずっといる。